マルチOS > grub の管理(フロッピー使用)
2008.11.25
デュアルブート以上のマルチブート環境にある場合、ブートローダの管理はきわめて大切。Windows + Linux 環境のもとで Windows を再インストールしたら Linux が立ち上がらなくなったという事をよくきく。
この事態を招かないために、普段からブートローダの情報をハードディスクだけでなくフロッピーディスクに保存しておく必要がある。ほとんどの Linux で採用されているブートローダ grubを例にして、使用・管理の方法をメモする。
A.フロッピーにブート情報を保存する
1.Windows でフォーマットされたフロッピーディスク1枚を用意する。
(Linux でフォーマットする場合は、TIPS中の linux でフロッピーディスクを formatを参照。)
2.上記フロッピーをドライブに入れて、端末から下記を入力。
# mkdir /mnt/floppy
# mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
# grub-install --root-directory=/mnt/floppy/ '(fd0)'
# /usr/sbin/grub (エンターするとプロンプトが変わり)
grub> root (fd0)
grub> setup (fd0)
grub> quit
3.端末からルート権限で /boot/grub/menu.lst を /mnt/floppy/boot/grub/ にコピーする。ルート権限でファイルマネジャー起動してコピーすることもできる。なお、menu.lst はLinux のディストリビューションによっては grub.conf などと表示することあり。
B.MBR にブート情報をインストール
# grub-install /dev/sda (sda部分はLinuxディストリビューションにより適宜 hda,sdb,hdb など)
※grub-install の場所を確認する
# which grub-install
C.Windows 再インストール後の手順
1.上記Aのフロッピーで再起動
2.ブート一覧から目標Linuxを選択、起動
3.上記Bの操作で、MBRを再インストール
4.これで、以後再起動すると Linux の一覧がでるようになる