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090415編集


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■Japanese skilled labor shortage

こちらの小論 は昨年6月に書かれたもののようだ。自動車など輸出産業や雇用市場が深刻な不況に見舞われている現下の日本経済にとって、熟練労働力不足とはどこの話かといわれそうだが、株式市場において気のはやい人たちが元気を回復してきた感のある昨今、そろそろ長期トレンドで見たこの国の宿痾をかんがえてみてもよいであろう。

論者のNicholas Engler氏は、日米の労働事情を比較するなかで、日本に熟練した技術労働力が不足している背景をのべている。いわく、少子高齢化による人口減、30代を中心とする頭脳流出、ジェネラリスト指向教育の現実とのミスマッチ。同氏は結局、海外の優秀な人材を学生段階から導入しているアメリカをモデルとするよう推奨している。

提案の当否をここで検討するつもりはない。が、すくなくとも今現在満足のいく就業状態にない若中年層は、さらなる発展あるいは自衛のために、より一層の専門知識・専門技術を身につける必要があり、その能力の基盤として、語学とITの力量蓄積が求められている点を指摘しておきたい。がんばれ。

2009年4月 2日 (木) 経済・政治・国際 | 固定リンク


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■When will they ever learn?

反戦歌「花はどこへいったの」の歌詞の一部ではない。2月5日ジャパン・タイムズに載った グレゴリー・クラーク氏のエッセイ から取ったものである。氏が文科省の審議会の委員としてのべた英語教育の助言が同省職員に無視されたのを揶揄してのべたセリフのようだ。

氏は大胆な提案をしている。高校の英語の授業を選択制にせよ。できれば中学でも選択制に。かわりに大学で二重専攻制を実施し、専攻の一つは英語(あるいは中国語など他の言語)とせよ。そして中学・高校においては理科・数学・現代史などにもっと力をいれるべし、と。氏によれば、学生・生徒の側に英語学習の動機が弱く、また教師の質にもおおきな疑問符がつくという。受験英語などは実践英語にならないとの判断であろう。たしかに、このたび発表された小中高の英語教育改正の実効性については疑問を抱く向きも多い。

ここで思い出すのは、「日本語が亡びるとき」の水村さんの主張だ。主張二点のうちの一つが、少数の選ばれた人たちに徹底的な英語教育をほどこしてバイリンガルにそだて、グローバルな世界に伍していけるようにする、というものであった。つまり、その他の普通の人生をおくる大勢の人たちには無理に英語を押し込むのをやめ、国語=高級な近代日本語を学ばせると。

期せずして、バイリンガルどころかトライリンガル以上のお二人が動機は別にして、おなじような教育提言をしているのは興味ぶかい。ただ、文科省の職員たちとしては、全国に何万人といるであろう英語の先生の配置や生活権を考えれば、完全無視を決め込みたいところだろうね。

なお筆者としては、小学校での基礎英語(歌と生活単語)の時間はあったほうがよいと思っている。

2009年3月29日 (日) 学問・資格 | 固定リンク



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■単語帳検索のアウトプット

きのう作った単語データベースには PDIC Users Page から転用を許された単語(6千語水準2000語、1万語水準4000語)あわせて6000語(実際は7000語)が登録されている。その単語集から何が引き出せるか実験してみた。

以前から静岡県沼津のある一貫校が英語びたりの教授法を採用しているときいたことがあるが、とっさにその英語を思い出せないので、とりあえず「浸」という語を meaning 欄に入れて検索をしてみた。次のような結果表が出てきた。
drench w10 びしょ濡れ、浸す  
erode w10 腐食する、侵食する、腐る、浸食  
erosion w10 浸食、腐食、目減り  
founder w10 倒れさせる、浸水する、失敗する  
imbue w10 にたっぷりしみ込ませる、(思想などを)吹き込む、に浸透させる  
immerse w10 没頭させる、浸す、沈める、つける  
impervious w10 (物を)通さない、不浸透性の、傷つかない、不透水性、不通気性  
inundate w10 水浸しにする、氾濫させる、充満させる  
overstate w10 大げさに話す、誇張する、通す、貫く、浸透する  
permeate w10 に浸透する、に広がる、に充満している、普及する、に行きわたる  
pervade w6 に行きわたる、に充満する、に浸透する、みなぎる、普及する、広がる、行き渡る  
saturate w10 にしみ込む、に完全に浸される、を一杯にする  
seep w10 しみ出る、滴下する、漏れる、浸透する、小さな泉  
soak w6 を浸す、ずぶ濡れ(になる)、(浴びるように)酒を飲む  
soggy w10 ずぶぬれの、水浸しの、無気力な  
submerge w10 水中に入れる、浸す、を沈める、を覆い隠す、(潜水艦が)潜水する、隠れる、埋もれる  
swamp w6 浸す、を水浸しにする、沼地、低湿地、湿地  


immerse がそれらしい。その名詞形の immersion をつかって、immersion method と言っていたのを思い出した。

だが、単語帳の効能はそれだけではない。ついでに類似の単語を複数記憶できそうだ。PDIC Users Page のオーナーさんに感謝。なお、一番右の備考欄に発音や例文を書き込むこともできる。

2009年3月27日 (金) 学問・資格 | 固定リンク



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■私の単語帳

3年まえの筆者の英単語の語彙数は8千語水準であった。では今はどうかと、PDIC Users Page の右下にある6千語水準、1万語水準の画面を開いて、何%ぐらいわかるか概算してみると、前者が6割、後者が3割というところ。仮に4千語水準までは全部わかるとしても、4000+1200+1200=6400 語程度となって、失った単語数は1600語。

これを挽回したいものと、根本から考えた。「アンチ・バベルの塔」のオーナーさんなどが大型カードを使っているのを参考に、こちらは電子化されたカード方式はどうかと、phpスクリプトで小さなウェブアプリケーションを作ってみた。apache のインストールなどウェブアプリが動く環境をつくるのが一手間だが、プログラムの変更など自由自在だから満足している。

ちょっと試した経験では、意味的に同類の単語の一覧をまず画面に出して記憶し、あるいは必要な特記事項を書き加えて記憶する、の繰り返しが効果ありそうだ。

詳細は、左サイドバー「自作ウェブアプリ」に掲載した。

2009年3月26日 (木) 学問・資格 | 固定リンク



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■グーグルが日本の絶版本も電子化へ

著作権の切れた文学作品等を「青空文庫」などの電子図書館で読めることは知っていた。

ところが今度 google が絶版図書(not著作権切れ)を電子化し、有料閲覧サービスを開始するそうだ。閲覧サービスは当面アメリカ国内に限るが、閲覧対象のほうは日本その他外国の書籍におよぶところから、先月各国の新聞に公告を載せ、5月5日までに「電子化不同意」の意思表示がないかぎり一方的に電子化作業をすすめると発表したとのこと。グーグルの黒船がやってきて、日本語の壁が壊れ始めた

歌田さんも書いておられるように、どうも相変わらず強引な google の感じだが、日本はベルヌ条約に加盟している以上日本で出版された書籍は米国の著作権を有するから、googleの活動を無視するわけにいかない。絶版図書の著作権者(作家/出版社)としても前向きにならざるをえない。実務的には文芸家協会が作家に代行して和解案に同意の手続きを行うようだ。

やがて閲覧サービスがわが国でも行われるようになると、読者はグーグルにカネをはらって作品をよんだり検索したりし、そのカネの一部が作家等に支払われるというわけで、便利さはありがたいが何か釈然としない。そうだ、同じ電子サービスをもっと早くどこかが始めていれば良かったのにね。「亡びる」という「国語=近代日本語」の問題も思いだされる。

2009年3月19日 (木) パソコン・インターネット | 固定リンク


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■ブログとホームページ、併用のすすめ

やっとITについて書く順番になったが、まとまって書くべき高度な内容を持っているわけでもないから引きつづきダラダラと。

ブログの便利さ(手軽さ+高機能)は周知のとおり。気楽につづった内容が時間順に、クラス分けして整理され、全文検索できるから、あとで読み直すとき便利この上ない。さらに他人からのコメントやトラックバックを受け付けるし、もっともすごいのは、google はじめ各検索サイトがどんどん個別記事を登録して、検索対象にしてくれる。(この点、ホームページHPを google などに登録するのは相当面倒くさい。)

ところが1年、2年とたつうちに事態がかわってくる。いかな便利なブログでも古い記事に辿りつくのが困難になる。だれでもそうであろうが、何百とある記事は玉石混淆だ。たくさんの石をかきわけ、玉にたどりつくのは案外時間がかるし、ホストコンピュータの負荷も馬鹿にならないはず。

そこでHPの登場だ。こちらは玉の記事をあつめた宝庫だ(こちらも石ばかりと陰の声がきこえた)。自分なりにのこしておきたい記事をちょっと改変して、HP倉庫に収めるのは簡単だし、見通しも良いから参照の手間がかからない。名ブロガーにはそういう二刀流の方も沢山いらっしゃる。

ではHP記事をどのようにつくり、どこに収めるかについては次回から。

2009年3月 8日 (日) ウェブログ・ココログ関連 | 固定リンク



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■ボトムアップ対トップダウン

ゆとり教育が本格的に導入された2002年の前後であったか、大学の理系教師を中心に猛烈なゆとり教育批判がでた。「分数もわからない大学生」の表現はゆとり批判の象徴であった。その後高校・中学レベルにもどって大学生を再教育する補習がおこなわるようになり、いまあまり話をきかないところをみると、それなりに効果がでてきたのであろうか。

高校数学の中身がどんなものかをみてみると、こちらのとおり だ。むかしの、代数、幾何、解析、あるいは、数学1(代数・幾何)、同2(解析)、同3(順列・組み合わせ・確率)の範囲をこえる集合・ベクトル・行列が加わっていて、これは大変だな。

国語や英語がだらだら坂道を登っていくのに比し、数学は段差の大きな階段を昇る趣きだ。自分をふりかえっても、ある地点からさっぱり分からなくなったと思う。はじめて勉強する段階ではボトムアップ型で理解を深めていくから、特定の段差を越えられなくなるとそこで終わりとなる。ところが後年、周辺知識をたずさえて同じ段差のところを覗いてみると、難なく理解できることがある。こちらはトップダウンの勉強といえるのかな。

先回りをしたトップダウン学習の効用について賛同する人は多いのではないか。

2009年3月 5日 (木) 学問・資格 | 固定リンク



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■数学の普遍性を参考に

水村さんの英語・日本語論が「文化」を練成する普遍語や国語と練成しない現地語についての話だとすると、「文明」を推進する普遍語についても考えたくなる。英語以上の普遍語がありそうだ。答えは数学。英語が他の言語に置き換わって場を占めるのに対し、数学は他の言語に浸潤する。

数学味の言語は、「国語」だろうと「現地語」だろうと、相互理解が容易であり普遍性を保持できるので、文明をドライブする力がつよそうだ。自然現象はもちろんのこと、社会現象、ときには人文現象(含文学)を理解する場合にも、数学風味の言語は鋭い切れ味をみせる。

もし、英語が数学と同種の浸潤性言語であるなら、普遍語対現地語などのやっかいな問題は相当程度回避できそうにみえるが、そうでもないか。以上、半可通の記憶メモ。

2009年3月 3日 (火) 学問・資格 | 固定リンク



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■国語、近代日本語、危惧される新日本語

妙なことが気になった。経済学者野口さんがこれからの基礎力として数学・英語とともに「国語」の重要性を書いたとき、「日本語」といわなかったのはなぜだろう。単に学校教科が国語を名乗っているためか、それとも日本語+民族の歴史・文化としての国語を意識していたのだろうか。

それはともかく、昨秋、作家の水村美苗さんの評論『日本語が亡びるとき』(筑摩書房)が大きな話題をよんだが、さらにネット界ではWEB2.0 で有名な梅田望夫さんが上記評論を激賞したのをうけて、賛否両論が巻き起こった。筆者はそれらを読んでおらず、下記の情報で想像するしかないが、これだけでも随分勉強になる。

水村美苗(小説家)対談
梅田望夫氏のブログ

図式的理解だが、水村さんの「国語」=近代的日本語は明治・大正の先人が苦労して築いた高級言語としての日本語(そこでは書き言葉が大きな位置をしめる)、また、「現地語」としての日本語は話し言葉のような日本語(たとえ書いた言語であっても、学問や文化を前進させる力が弱いため、普遍語としての英語に追いやられている)、といったところか。

なお、10年ほどまえ、船橋洋一さんの『あえて英語公用語論』(文藝春秋[文春新書]、2000年)がでたとき猛然と反対論がでたが、反対派の多くは国語擁護派であった(この場合の国語は水村氏より民族派的)。この微妙な差異と絡み合い、これらを踏まえて議論ができる現日本語はまずまずのものじゃないか。
2009年3月 1日 (日) 学問・資格 | 固定リンク



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■英語の語彙力を測る

引き続き英語を考えている。おもしろいサイトを発見した。英単語の数(1)(8月11日の項

オーナーさんの驚異的な語彙力にはおどろくばかり。同時に興味をひいたことに、英語を母語とする人たちの高校卒業レベルの語彙数が6万、また日本語の場合でも高校水準で4万~4万5千とのこと。知らないうちにそんなに沢山の単語をおぼえてしまうものなのか。

以前、自分の英単語の語彙が幾ばくかを大雑把にはかったことがある。ダン・ブラウンの「ダヴィンチ・コード」と「デジタル・フォートレス(邦題:パズルパレス)」をペーパーバックで辞書を引き引き読みおえたところだったので、ワードパワーも多少ふえたものと期待して語彙力を推定したのだが、8千程度であった。恥ずかしながら英語圏の児童にも及ばない水準であることが今わかった。

なお、そのとき使った推定方法は次のとおり。

1.任意の英和辞典(採録語数4〜5万)の総見出し語数を把握する。通常はまえがき等に記載してあるが、ない場合は推定する。(方法はサンプルとしてトビトビに適当な複数ページをえらび、そこに記載されている見出し語の数をかぞえる。この見出し語数をもとに、サンプル頁の数と総頁数の比例関係をもちいて総見出し語数を推計する。)

2.再度とびとびにサンプルページをえらび、今度は掲載見出し語数 とそのうち主な意味を知っている見出し語の数を数え、両者の比を把握する。この比を1で得られた総見出し語数に掛け合わせて、既知の単語数とする。一見あまり正確におもえないが、サンプル頁数を20頁以上にすると結構安定した推定値が導かれる。

2009年2月26日 (木) 学問・資格 | 固定リンク


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■自己への投資の時代

合理的な生産・流通プロセスによって大きな儲けをえられる産業にカネもヒトも集まっていく。こういう流れが国のいたるところでダイナミックに起きることによって一国の産業構造は進化(高度化)していく。日本の産業構造がいちじるしく輸出産業に依存するようになったのも合理的な選択の結果といえる。

だがひとたび輸出先が経済不振になると大きなシッペ返しが襲ってくる。外部の環境に適応しすぎたということか。われわれはいったん前にもどって過剰な適応を修正することになるだろう。修正の第一は外需にかわる内需を生み出すこと、第二は円安による輸出ドライブと輸入障壁という安穏な生活をすてて敢然とあたらしい環境に飛び出すこと。しかも二つの修正は同時におこなわれなくてはならない。

われわれにはそれに堪えられるポテンシャルがあるだろうか。すくなくとも太平洋戦争後の経済を引っ張った父祖にはポテンシャルがあった。だからたかだか数十年で世界第二の経済大国といわれるまでになった。われわれがその血をひいていないはずはない。でも、父祖伝来のポテンシャルを具体的実力に転化するものが必要だ。

そんなことを考えていたら、経済学者野口悠紀雄さんの一文 にであった。氏は教育場面での、国語・数学・英語の重要性について言及しておられる。学校を巣立った若い世代にも応用できるアドバイスだ。筆者はこれにITの知識・スキルをくわえたい。ただ携帯を器用に使いこなすだけではダメなんだな。

2009年2月25日 (水) 経済・政治・国際 | 固定リンク


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■英語の話題をもう一鎖

きのう、小学・中学(特に小学)での英語教育では文法とかきれいな発音とかの形式はあとでよい、と書いた。これには一度妙なふうに覚えた英単語を正しくなおすのは大変との反論もありそうなので付言すると、日本的な発音を英語風に変換するのには一定の法則めいたものがあって、案外やさしいので心配はいらない。いや、むしろ日本風英語を引っさげて世界にうってでるくらいの気概がほしいものだ。その点で麻生さんの国連議場での演説はおもしろかったな。ときおり、麻生さんとの電話会談にホワイトハウスの連中(含大統領)が往生しているとの風説を耳にするが、負けるなと首相を応援している。

閑話休題。最近英語のスピーチで興味をひかれたものは、オバマ大統領の就任演説、作家村上春樹さんのエルサレム賞受賞式でのスピーチ、そして先週来日したクリントン国務長官の会見時の英語だ。オバマさんのはよく練られた内容をやや南部風の発声で堂々と弁じ、村上さんのは日本人英語としては上の部に属する発音で、これまた作家らしい婉曲表現を多用した大変な演説であったようだ(※)。そしてクリントンさんのは、合衆国北東部の知識層が日本人などによくやるわかりやすい上品な表現で、まるで小学校の先生が生徒にしゃべるようであったと思う。

オバマ大統領のを除いて、他の二人のスピーチはあまりメディアで取り上げていないが、国際関係が単に貿易や人の往来だけでなく、ああいうメッセージのやりとり(含一般人)をもまじえた総体として進んでいることを多くの人に認識してもらいたいものだ。

(※)佐藤秀の徒然

2009年2月22日 (日) 学問・資格 | 固定リンク



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■語彙の数が思考のレベルを左右する

昨年末文科省が2013年から高校英語授業を原則英語でおこなうとの指導要領変更を発表して話題になった。が、筆者がおどろいたのは、同時に公表された、高校3年間に学ぶ単語数が1300から1800に拡大され、中学までの1200と合わせて3000単語になるというくだりだった。小・中学で学ぶ単語の何という少なさ。

外来語として日本語化した英語がすでに1000語ちかくはあるとおもうのに、たった1200語かい。文法や発音もあるし、英語以外の国語・数学・社会・理科などがもっと重要との事情もわかる。そこでハタと考えついた。

国語などとのダブル教育はできないであろうか。もちろん日本語の言い回しをいちいち英語にしようというのではない。国語等にでてくる生活語を日本語・英語同時に身につける。例えば顔・髪などの身体語。歩く・走るの動作語。身の回りのモノの名前。小学校のうちはスペリングなどは当面カタカナの工夫で代用してもよいだろう。

文法とか、きれいな発音とかの形式は後でよい。まず素材としての単語をできるだけたくさん、楽に、かつ連動して吸い込むことにより、語の相対性を肌で感じ、思考の幅をひろげる。それに一番適しているのが小学・中学の時期であろうとおもうのだ。長じて文法などの知識を得て一気に腑に落ちることもあるだろう。
2009年2月21日 (土) 学問・資格 | 固定リンク

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